AX ZONE0467: 10年前の911

2011年09月12日

10年前の911

あれから10年経ったのかという感慨が特にないのは、
この10年の間の自分にイロイロあったのと、
そもそもアレはいったいなんだったのか?
という問いに、かなりしれっとしたモノを抱いてしまったせいもあるだろう。

しかしながら、節目には違いないのであの時のことを思い出して書いておく。

当時、私はミラノにいて、夏の休暇を日本で過ごし、帰国したばかりだった。
日々が慌ただしくなる前の、ボケッとした1日だったと思う。
うららかな日ざしの午後だったように思うが、果たしてどうだったろう。

友達から電話がかかってきて、ものすごい勢いで「とにかくTVをつけて!」と言う。
あまりピンと来ないながらも言われた通りTVをつけて、ことの把握に努めようとした時、
2機目の飛行機が激突するのを見た。
が、今となってはLIVE映像であったかどうかわからない。
すでにCNNの字幕ではTerrorismという文字があったように思う。

飛散する窓ガラス、そしてパラパラと飛び降りる黒い人影。

誰が、何の目的でやったことなのか、まったく知りもしないながらも、
私の中で、
「人の国には原爆落としといて、ビルに飛行機につっこまれたぐらいで大騒ぎ。そしてこのあと戦争けー」
と思ったことを白状しておく。
そう、紛れもなく、それが最初に湧いて出てきた私の感想だった。
もちろん、その感想は、この事件で亡くなった方や英雄的な救助活動をされた方へは気持ちを向けていない。
それはまったく別な話だ。

ただ、あの光景をみて、瞬間的に私はそう思ったのだった。


当時私の親友のひとりはNYにいて、何度も電話したがつながらず、
何度も何度もかけ続けた。
日本での第一報の報道のされ方がどうだったのか知る由もないが、
両親に電話した時は時差ゆえか、なにやら寝ぼけたふうなことを言っていたような気がする。

その後イタリアとは思えないスピードで、あっという間に「テロ対策法」が整備され、
その一環として、EU圏外のすべての外国人滞在者の指紋押捺が義務化された。
「すべての人間がテロリストであり得るのに、EU圏内の人間は台帳に載せなくていいの?」
と移民局で私は取材の記者にぶちまけた。

そしてその時の映像が、今年になってTG5(メディアセット系のニュース)で流されたというオチが、
そういえば、あった。



posted by 0467 at 01:30| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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